転職して早1年半、通勤時間が90分から60分になりました。この30分は非常に大きい!と感じています。
総務省の「社会生活基本調査」によると、全国平均通勤時間は79分。
私の住む神奈川県では100分、片道50分=ほぼ平均に。
実際はリモートワーク併用の人もいることを考えると、1時間近い通勤をしている方も多いのではないでしょうか。
私の場合、片道90分から片道60分、30分しか短くなっていないのに、それ以上に余裕があるようも感じます。なんでだろうなぁ~と、考えたところ2つの大きな要素があることに気が付きました。
1つ目は、”作業着”への着替え(技術者なので作業着でしたが、一般的には制服。)
2つ目は、タイムカード。ダッシュで滑り込んでタイムカードを押した8:56、タイムカードの刻みって意識したことありますか?15分刻みと1分刻みでは、1日30分近い差が生まれます。
今日はそんな1分でも惜しいワーママ (最近はパパさんも)に向けて、タイムスケジュールの具体的な例示しもつつ、感じている勤務条件のポイントについてご紹介できればと思います。
通勤時間が片道1時間に収まるかは一つの基準
神奈川県の平均片道通勤時間50分、身の回りのママ・パパを見ていてもこのくらいが多いです。
家を買ってちょっと遠くなる人も多い
共働きだと、同じ職場じゃないかぎり、間をとって通勤に不便な場所になりがち。
むしろ、女性の方が育児負担が大きいから、母の方が会社の近くで職を探す/母の会社に近いところに住むというご家庭も多い印象です。ただしこの考え方はワンオペにつながりやすいため注意が必要です。
母が育児/家事負担、圧倒的に多い前提!?
そんな中、私は片道90分の通勤を10年ほど続けていました。それは仕事にやりがいもあったし、休みやすく、フレックス勤務で働き方は申し分ない環境だったことがあります。
小1の壁をきっかけに転職をしてから、通勤時間は90分から60分になりました。比べてみるとストレス度が全然違います。
体験談>>小1の壁は無縁!の自信が子供の一言で音を立てて崩れた…退職と悩んで転職も少し後悔
片道90分通勤/60分通勤タイムスケジュール比較
私の18:00に帰宅する日のタイムスケジュールを比較してみます。コロナ禍だったこともあり、在宅勤務も併用されています。
今思うとなかなかの差です。青字は快適 赤字はストレス
転職前(通勤90分) | 転職後(通勤60分) | |
5:00 | さーびす残業・朝食の準備 | ブログタイム |
6:00 | 子どもを起こす(不機嫌) | 6:30~朝食の準備 |
7:00 | 家を出る(ダッシュ!子供泣く) 通勤 | 子ども起こす、家族のだんらん |
8:00 8:30 | 通勤 仕事(8:30-16:30) | 通勤 |
9:00 | 仕事 | 仕事(9:00-17:00) |
16:00 | 16:15退社死守!ダッシュ 通勤 | 仕事 |
17:00 17:30 | 通勤 | 通勤 |
18:00 | 帰宅 | 帰宅 |
おお、書いてみると一日中通勤しているように見える・・
意外とこれも大事で1時間だと管理のしやすさも違います。
1時間くらいなら周りも同じだから理解も得られやすい
※サービス残業は職場の事情ですが、着替えと通勤によって時間が少なかったという背景もあります。ダッシュ!はタイムカードの兼ね合いがありました(後述)
意外と重要①作業着や制服への着替え時間
そして、ダッシュ!の原因となっている着替えも重要なポイント。
法律的には着替えは労働時間には基本的に含まれる、と考えて良いのですが、その分もちろん仕事が出来る時間は減ってしまいます。
私の勤めていた会社でも技術、製造関係の人は作業着を、事務の人は制服を着ることが義務付けられていました。妊婦の時は自力でボタンとゴムでズボンをアレンジしたり、何の疑問も持たなかったですが、そもそも今思えばなんでだったんだろう?
チャックが開いていて!!!となったことも1度ではありません・・
作業着・制服のメリット
作業着にはもちろんメリットがあり、必要なことも多々あります。
- 安全性。例えば工場での作業着、などやむを得ないケースもあり。
- 洋服が汚れない。危険な薬品や有機溶剤を頻繁に使うので、地震の衣服が汚れることを防ぐことができます。
- 考えなくていい。これはすごくメリット(人によってはデメリット?)デニムでいっても作業着に着替えさえすればいいのって・・楽!
作業着・制服のデメリット
- サイズ変更が申し出ずらい。妊娠した際や、太ってしまった際、サイズ変更を申し出るのにやたら気を使った記憶があります。
- 毎日洗濯できない。毎日持って帰って洗うのにも、通常の洗濯物と分けたいところ。分けないにしても毎日持ち帰るのはすごく大変です
- みんなおそろい・・に苦手意識を持つ人もいる。まさに私はこれ・・
ちなみに・・作業着は着ない国も多い
ちなみに私の働いてきた関わってきた中では、多くの国では作業着や制服は着てなかったです。
ネットでFactory workerを検索してみると
いや、白衣じゃん、、とか
私服じゃんって、でもほんとそんな感じ。
不毛な努力はんたーい!
意外と重要②タイムカードの刻み
さて、もう一点見逃しがちなのが、タイムカードの刻みです。
9:00-17:30とか、10:00-18:00といった就業時間、フレックス制度、などは皆さん気にされますよね。
しかし、時間がギリギリのワーキングママ、パパにはこの刻みも非常に時間も重要なのです。実際私の前職がそうだったのですが、15分刻みということは14分は残業がつかない、ということ。
1分刻み7時間勤務の場合
- 9:05出勤→17:05に定時
- 9:01出勤→16:59退勤:マイナス2分
- 9:00出勤→17:14 残業0分
15分刻み7時間勤務の場合
- 9:05出勤→17:15に定時
- 9:01出勤→16:59退勤:マイナス28分
- 9:00出勤→17:14 残業14分*(厳密には休憩時間のケースも有)
ちりも積もればなんとやら。事前の確認は難しいものの、意外と重要な点です。
職場変更の場合は聞いてみるべし。
まとめ:持続可能なワークスタイルを探そう!
ここまで読んでいただきありがとうございました。繰り返しになりますが・・
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皆さんの生活が、少しでも快適になりますように