小1の壁をきっかけに専門職を転職、小4の壁をきっかけにフルタイム専門職・管理職を退職ししばらく立ちました
関連記事>>小1の壁は無縁!の自信が子供の一言で音を立てて崩れた…退職と悩んで転職も少し後悔 >>【転職ではなく退職】小4の壁超えた気は勘違い!?フルタイムはもう辞める!)
同様に最近退職した友人と「退職を切り出すタイミングって難しい」という話で盛り上がりましたので、当時の振り返りや、私達の中で出た結論について共有したいと思います。

ちなみに、私は転職時は3ヶ月前、退職時は5ヶ月前に退職(転職)を切り出しました。

ちなみに私は2週間前に
転職や退職を決めた方、これから訪れそうな方などの参考になりますと幸いです。
- 退職を伝えるのは一般的には1ヶ月前頃が多いが、早めに伝えた
- 3ヶ月以上前でも早すぎることはなくメリットも多いが、強い意思が必要
- 伝える際は会議室できちんと時間を取って話すことが円満退社のコツ
退職の意思表示:一般的には1月前だが、早すぎても問題なし

一般的には、退職の意思表示は1~2,3ヶ月前が多いですが、技術系専門職(フルタイム・アラフォー)の私の場合は、転職時で3か月前(9月上旬に伝えて翌1月から新職場)、退職時で5か月前(12月末に伝えて5月末に退社)に伝えました。

結果的には良いタイミングだったと思いますが、周りを見るともっと短い方も多かったです。
まずは社内規定を確認!多くの会社が1ヶ月だが3ヶ月の会社も
入社するときには見ない、退職時の社内規定を確認しましょう。
私の務めていた会社では、いずれも「2週間前に上長に申し出ること」となっていました。友人の会社は1ヶ月前だと言っていました。会社によっては3ヶ月前に申し出ることが決められていた!なんてケースもあるそうなので、まずは社内規定のルールを守ることが基本になるかと思います。

転職・退職する前に把握しておきたい
退職の意思表示は1~3ヶ月前が常識的
そのうえで、一般的に退職の意思表示をするのは1〜3ヶ月前が常識的と語られることが一般的です。

社内調整に1-2週間、引き継ぎに2-4週間、有給消化に2-4週間といったイメージでしょうか。
そもそも転職先が決まっている場合、内定から3ヶ月も待ってくれないという事情もあるかと思います
(私のように)5ヶ月も前に伝える人もいる
私の場合は黙っておけない性格もあって早めに伝えました。
■転職時(大企業→ベンチャー企業:小1の壁…)
8月に積極的に転職活動(コロナ禍だったので主にWeb)→9月中旬内定→9月下旬に伝える→年末年始と有給をくっつけてリフレッシュ→12月末退職→1月から新職場

新しい職場の理解が不可欠でした。引き継ぎをきっちりしたい、という意思を尊重していただき、大変ありがたかったです。
当時の記録>>実際に【ワーママ転職】で私が使ったサイトとその感想(ほとんど辛口…!?)
■退職時(ベンチャー企業→キャリアブレイク:小4の壁…)
夏頃から悩む→11月頃の体調悪化をきっかけに退職確定を決意→12月の年末に伝える→3月末に繁忙プロジェクト終了→有給を少しずつ消化しながら引き継ぎ→5月末に退職

どうせこの後も休むのだから..とまとめて有給は取らず、半休や週3勤務にしながら引き継ぎをじっくりできました。
退職を早く伝えるメリットとデメリット

転職の場合は相手もあるので3か月前、退職時は5か月前、と一般的な転職を伝えるタイミングよりは早く、伝えたわけですが、当然感じたメリットとデメリットがありますが、長い目で見るとメリットが多かったと思っています。

むしろこのくらい期間をとったことで、スッキリ終わることができた
メリット:引き継ぎに時間を取れる、挨拶がしっかりできる
転職を早めに伝える最大のメリットは、きっちり仕事を終わらせることが出来るということだと思います。私の直近の場合、数カ月後までに3年がかりの大きなプロジェクトがあったので、「このプロジェクトまでは責任を持ってやりきりたい」という意思表示をしました。

取引先とも信頼関係を築くことができ、担当者とは今でも個人的に連絡を取っています。
「仕事をやりきった」感覚を持てたことも、転職/退職後一度も後悔していない理由の一つです。
また、1−2週間の引き継ぎ期間だとお世話になったお客様や取引先とも直接挨拶ができないケースも増えます。しっかり挨拶が出来る!というのも大きなメリット

大きな会社であれば、社内の人間もしかり
さらに、来年のプロジェクトの話なども退職することが分かっていると上の空になってしまいます。退職することを改めて伝えていればその前提でどうするか考えることが出来るので、現実的な検討が出来るとも言えます。
デメリット:若干の気まずさと心変わりのリスク
一方で、デメリットとしては、もう少し先だからと「後任をなかなか決めてもらえない」ということがありました。

退職について知っている人は知っているのに、後任が決まっていないから公に話ができない…と若干の気まずさを感じた時期も
また、私の場合はありませんでしたが、その期間に心変わりしたら辛い状況になるであろうことが容易に想像出来ます。友人はそれが怖かったので「社内規定ギリギリの2週間前に申し出た」と言っていました。

絶対に心が揺らがない保証はない
直前に退職を切り出すメリット・デメリットは早めに伝えることの裏返し
逆に直前に退職を切り出すメリット・デメリットは、早めに伝えることと反対になります。
- メリット→退職の意向が十分固まっている・すぐに引き継ぎモードに入れる
- デメリット→引き継ぎが半端で終わる・十分挨拶ができない・先のプロジェクトの話をしていると嘘をついているになる
結局最後は本人次第!後悔のない選択を!
結局は良し悪しなので、本人次第。早めに伝えるにしても、直前に伝えるにしても、メリット/デメリットを理解した上で後悔のない選択ができればよいと思います。
早く伝える場合は、私のように5ヶ月前に伝えたケースでも「早すぎた…」と感じたことはありませんでした。

私の場合、黙っていることが難しかったし、きっちりやりきりたかった…

私の場合、やっぱり現職で働く可能性もないわけではなかった
退職を決意したら順番を間違えずに伝える

退職を決意したら、順番を間違えずに伝えることで円満退社へとつながります。
- 内定or退職を決意→1週間ほど頭を冷やし決意が揺らがないことを確かめる
- 直属の上司に対面で面談を申し込む
- 退職の意思が固まっていることを伝える
- 上司の指示に従い、引き継ぎへ
決意の確認は慎重に….!
内定が出て、転職すると決めた場合や、退職を決めた場合、最後1週間ほど頭を冷やして決意が揺らがないことを確認することをおすすめします。

私の場合、退職は半年くらい前からずっと検討していました。
転職も内定から2週間ほどは家族に話したり自問自答して、決意がゆらがないことを確認していました。
引き止めに会った際に心が揺らいで残留してもその後噂が経って気まずくなるケースもあります。人生を変える大きな決断なので慎重に決めたいところです。
直属の上司に対面で面談を申し込む
決意を固めたら、個人的に仲のよい友人や先輩に報告するよりも先に、必ず直属の上司にまず報告することが、後から揉めないためのマナーです。
私の場合、「大事なお話があるので、1on1のお時間とっていただけますか?」とメールで面談を申し込みました。必ず会議室を取りましょう。

口頭だと周りの人の目が気になってしまったり、「何?今言って〜」など言われたときに困ってしまうためです。
意思が固まっていることを伝える。相談ではなく報告
伝える際は、相談ではなく報告をするようにします。
大抵の場合、上司のほうが口も達者ですし、短期的にはその場の感情で思いとどまってしまうこともあるかもしれません。
最初に断言することで、多くの場合、上司も理解してくれることが多く、余計なエネルギーを使わずにすみます。

このときの緊張感は思い出すだけで胃がキリキリ…!
伝えたら全力でスムーズな引き継ぎを
伝えることが出来たら、誰にどのように伝えるかなどは、基本的に上司の指示に従います。
ただ、私の場合

お世話になった○○さんと△△さんには自分で伝えたいです
と相談し、快くOKしてもらいました。そこからは、なるべくスムーズな引き継ぎができるように全力を注ぎます。フォルダやファイルのまとめのほか、お世話になったお客様や取引先に一緒に挨拶に行くなど、忙しくなりますが、ここまでくれば心は軽やかです。
まとめ&応援メッセージ

何度経験しても退職を伝えるのは大量のエネルギーを使うものです。後悔しないように考え抜いて、退職を決めたのであればぜひ応援したいなと思います。
- 退職を伝えるのは最低でも社内規定で定められた期間より前、1か月前程度が一般的
- 3ヶ月以上前や5ヶ月でも早すぎることはない。自分に会ったタイミングが大切
- 早く退職を伝えるメリットは、キリよく仕事ができ、引き継ぎがスムーズであること
- 早く退職を伝えるデメリットは、気まずさと心変わりのリスクがあること
- 決意を固めたら、直属の上司に伝える
私の経験がどなたかの約に立てたのであれば大変ありがたいなと思います。
このブログでは自身の体験を元に、特に研究職ワーママの子育てと両立できる働き方について模索していますので、ご興味があれば他の記事も覗いていってくださいね。
ここまで読んでいただきありがとうございました。
皆様がよりよい働き方(主婦という選択も含め)と出会い納得して過ごせますように。