様々な働き方が選択されるようになってきた昨今、外資系企業に興味を持たれる方もいらっしゃるのではないでしょうか。
外資系企業って、実力主義・ハード!?といったイメージがありませんか。実際そういった面もあるのですが、働きやすい面もあります。
私自身は、時短勤務も使いながらズボラに10年ほど外資系企業で働いていてきました。
今日は私が働いていた外資系企業での経験をもとに、女性・母が外資系企業で働くことについて紹介させていただきたいと思います。
一般的にきついと言われる外資系勤務ですが、かならずしもきついとは限りません。

母だけど外資系企業への転職を迷っている
という方の参考になればと思います。
- 外資系企業で働いて感じた働きやすさは、自由度の高さ、成果を出せばよい、仲間が多い!
- 外資系企業で働いて感じた働きにくさは、時差、リストラ、ダブルスタンダード
母が外資系で働くって大変なこと?10年で感じたメリットデメリット

母が外資系で働くということは、ある意味簡単である意味大変です。時間の融通といった自由がある反面、結果は出さなければなりません。
もちろん、業界・職種によって異なりますが・・働きやすいと感じることの方が多かったです。
働きやすいと感じる点
理由は主に以下の3点です。
- フレックスタイム、在宅勤務など、形だけでなく働き方の自由度が高い傾向にある
- 成果を出していればよい。残業するなど頑張ったアピールは不要
- 海外の多くでは母が働いていること自体は当たり前、仲間がいっぱいいる!
コロナ騒ぎの前から在宅勤務の企業も多く、形ばかりのフレックスではなく、本当にフレックス。
お迎えに間に合うように変えるのはもちろん、保育参加してから働こうが、早退して病院に行こうが、普通です。

上司が外国人だったりする場合、分かりようもない
成果さえ出していればよい、無駄な残業はしない、報告割愛上等!時間を使う以上、極力客観的に見える形に残すように心がけていました。
4か国くらいと仕事しましたが、海外では母が働いていることが本当に当たり前。
また、男性の育児参加も日本より進んでいるケースが多いです。
家族イベントを理由に会議を断わっても文句を言う人はいません。
そういった意味では、日系の企業よりも働きやすいのではないでしょうか。

仲間がいっぱいいるようで心強い
働きにくいと感じる点
一方で逆に働きにくい、と感じていたこととしては・・
- 時差の壁…国や日本の規模にもよりますね。
- リストラの恐怖
- 中途半端な日本のルールとのダブルスタンダード
海外と密に仕事をする場合、、時差だけはどうにもならないですよね。。。
朝7:00から不機嫌な子供の相手を主人に任せて会議せざるを得なかったり、
夜21:00から会議なので子供が全く寝てくれなかったり。

子育てを理由に断ることはできますが、海外と対等に働くためには、ある程度は覚悟を決める必要があると感じていました。
そして、リストラの恐怖は常にある。リストラは基本的には個人の成果より運みたいなものの気もします、、。あとこれからは日本でもそうなんだろうな。
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とはいえ、個人の成果は出しておかねばなりません。子どもが熱をだして働けない日があっても、基本的にプロジェクトは進めなければならないですし、成果物は出さなければなりません。
助けてくれる仲間を作っておくことが大事だと感じます。
そしてこれもしょうがないけど、日本と海外のダブルスタンダードにも悩まされました。たとえば子供と寝落ちしちゃって、夜のうちに少し仕事を進めておこう、、、と思っても22:00以降は深夜勤務になってしまい、事前申告が必要だったり。
あとは日本と海外では育児の常識が違うので、

夕飯の時間お父さんは何やってんの?
みたいなコメントを悪気もなくもらうことも多かったです。
これは夫側の会社次第、、というところもありますね。
多様性の許容度は高いので、ある程度仕事をしていけば一定の理解は得られると思います。
結局10年で辞めた私の結論

このように、たくさんのメリットがある外資系企業ですが、10年働いたあと、結果的に私は転職を選びました。
理由は仕事の内容が主だけど、働き方の面で一つあったのは小1の壁。時差の問題さえなければ、少し違ったかもしれません。
技術革新で時差の問題をもう少し軽くできたらと思うものの、タイムマシンはしばらく出来そうにありません。
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でも、本当に外資系企業で働いた経験は大きかった!です
フレックスタイムや多様な文化がバックグランドにあるので働き方の面では最高!
時差の壁と日本の常識の中で海外と対等に働く覚悟は必要!
でもそれさえクリアすれば快適な環境といえます。
10年働いて得たものは金銭面・スキル面と多く、後悔はありません。
もし、あなたが転職中であれば、外資系企業という選択肢を加えてみてはいかがでしょうか?
ここまで読んでいただきありがとうございました。
あなたの前によい選択肢が見つかりますように!
私が実際に転職で使ったサイトなどもよければ参考にしてくださいね。