転職後の思わぬ落とし穴、嫁ブロック・夫ブロック、聞いたことがありますでしょうか?
私は転職活動を終えるまでこの言葉を知りませんでした。
長い就職活動や独立に向けての決意が固まった後、最後に家族の反対にあうこと。4人に1人が経験するとも言われるこの現象。転職活動にとって最後の難関ともいえます。
苦戦している人も多い!この嫁ブロック・夫ブロック。
実際に身の回りに転職者があふれているベンチャー企業で働く身として、SDGs貢献のために多様な働き方を推進したい身として!対策をまとめてみました。
これから転職を考えている人も知っていないと後で苦労する!?かもしれません。
少しでも参考になれば幸いです!
脱大企業につきもの…嫁ブロック夫ブロックとは!?
大企業を辞めようとすると、妻や夫からの反対に合う嫁ブロック、夫ブロック。
転職活動を終えてさあ後は退職届を!というタイミングで最後の難関としてはだかる難関です。
35歳以上の男性転職者の4人に1人が経験するとも報告されます。
ミドル(35歳以上)の男性に、「嫁ブロックをされたことはありますか?」と伺ったところ、24%の方があると回答。4人に1人が「嫁ブロック」を経験していることがわかりました。また、嫁ブロックの理由としてもっとも多かったのは「年収が下がる」(42%)でした。
1位「年収が下がる」(42%)
2位「有給休暇の取得率が低い」(26%)
3位「転職先の企業や業界にいい噂を聞かないから」(26%)
エン・ジャパン『ミドルの転職』嫁ブロック実態調査
私も会社を辞めるといったの時の周りの反応が
えっ、もったいない!旦那さん許してくれたの?
といろんな人に言われたので、世間では割と多い現象。
外国人の同僚に伝えようと思ったけど、いい言葉がなかった。日本独特の現象
嫁ブロック、夫ブロックの背景と原因
この嫁ブロック、夫ブロックの背景は結構根深くて、
旦那=収入のメイン、嫁=家事子育てのメイン
という考え方にたどり着きます。
昭和!!
実際私の身の回りでも「安定が一番」という声がよく聞かれます。
でも、時代は令和、いつリストラされるかもわからない。
関連記事>>外資系リストラの実体験!?30代でも日本企業だってこれはきっと将来ある…
時代は100年時代と言われ、変化の多い社会になっていくことを考えると、転職すること自体も男女限らずメリットになるはずです。
もちろん望んで専業主婦/主夫を”選んでいる”人たちが否定される理由は一切ない。それはそれでその家族のカタチ。
嫁ブロック夫ブロックの対策…女性には感情、男性に論理で寄り添う
何を言おう、私が現在勤めているのもベンチャー企業。
同僚に聞いてみたところ、なんと3人もが
エクセル作ってプレゼンした!
と。
ぇえ、奥様にプレゼン!?
説明するのは必須らしい。そこで話題になったのが説明の仕方。
ただ説明するだけでなく、共感されるところで納得してもらえた…というもの。
一般的に、女性は右脳的、男性は左脳的、に処理をするといいますよね。
女性には感情に寄り添うことが効果的です。ポイントはこの時に家族のことも大事に考えていることを心を込めて伝えることです。
20年後に二人で素敵な老後を暮らしたいんだ!とか言われたらうなずいてしまうかも・・
男性にはなぜ転職をすることがプラスになるのか論理的に説明することが効果的です。
転職を旦那さんに反対されているという友人は最終的にプレゼンしたらしい。
我が家の場合、夫ブロックはあった?
さて、では我が家の場合はどうだったかというと、、元から選択肢の一つとして大企業以外もあることは伝えていました。で、結果ベンチャー転職。
思い切ったね~。俺ももっと尖っていこうと思うよ。
そんな感じでした。むしろそこまで私に興味なく(涙)、自分も新しいことやりたい、という衝動にかられたようでした。笑
日ごろから価値観を共有していたこと、対等な立場でいたこと、がスムーズにいくきっかけだったのかな、と思います。
特に交渉が必要なかったことは、大変恵まれていたと思います
一方で、私の友人は夫に転職活動を反対されています。絶対夫ブロックに合うだろうなぁ。
日本はジェンダーギャップに課題が大きいと国際社会からも指摘されています。
(関連記事:「5.ジェンダー平等を実現しよう」日本は153国中121位!何が困る?)
あなたの選択は未来を後押しするかもしれませんよ。
ここまで読んでいただきありがとうございました。あなたの転職活動が少しでもうまく進みますように陰ながら応援しています。