小4の壁をきっかけにフルタイム専門職・管理職を退職してしばらく経過しました。(関連記事>>【転職ではなく退職】小4の壁超えた気は勘違い!?フルタイムはもう辞める!)
「責任と時間の拘束が少ない状態でのんびり働きたい」と思ってハローワークに足を運んだ私。(関連記事>>育休、転職歴のあるワーママ【失業手当】結局いくらもらえる?(失業給付・失業保険))
研究職(というか技術系総合職)→パート勤務への切り替えをイメージして求職活動を開始しましたが、受給のために必要なのが月に2回以上の求職活動実績

私の場合どのような活動を実際にしたのか紹介したいと思います。
- ハローワークで失業手当を受給するには月に2回以上の求職活動実績が必要
- 応募以外にも、職業相談やセミナー、エージェントとの面談でもOK
- 私の場合は、職業相談と派遣会社や転職サイトの登録、セミナーでクリア
- パート切り替えの場合、早期就職するより、手当をもらい切るほうが得なことも
受給日程は初回来所日で確定!月二回の求職活動実績が必要

失業手当を受給するには、意思・能力・求職活動、が必要です。
- 意思:働きたい意思があること
- 能力:就職できる能力があること
- 求職活動:積極的に仕事を探していること
パート勤務など柔軟な働き方に変更するといった形でも構いません。具体的にどのくらいの金額が受給できたかは、別の記事にまとめたので、ご興味ある方は参考にされてください。(関連記事>>育休、転職歴のあるワーママ【失業手当】結局いくらもらえる?(失業給付・失業保険))
全てはハローワークに初回訪問した日で全てのスケジュールが確定し、月に2回の求職活動が必要です。

私は夏休みの予定を加味せずに訪問して、出直しになりました。ハローワークの近くに住んでいるからよかったものの….家が遠い人はご注意ください。
ハローワークに行く日(求職申し込み)でスケジュールは決まる!

離職票と身分証明書を持って、ハローワークに求職申し込みをしに行きます。私の場合、離職票は退職後1週間くらいでメールで前職の担当者から送付いただきました。
基本的には最初に来所した日(求職申し込み日)で後のスケジュールが決まるため、自分が行きやすい日に行くといいと思います。

面接等の止むを得ない事情を除き日程変更はNG。私は夏休みのスケジュールが合わず出直す羽目になりました。
面談→失業資格決定 パートとはいえ20時間以上が基本
離職票を提出するとともに、職歴や勤務条件を用紙に記入した後、窓口で面談があります。私はしばらくゆったり働きたい…と思っていたので、

週3日、6時間くらいですかね
と申告していましたが、

すっっごく仰りたいことは分かるのですが、失業保険の対象が週20時間なので、週20時間希望として登録させていただきます。週4日、5時間で週20時間となります。検討の結果、最終的にどのような選択をされても構いませんので〜
と、優しく教えて下さいました。無事面談が終わるとスケジュールの用紙が渡され、次は雇用保険説明会の日時についても説明されます。

雇用説明会はピンポイントで指摘されますが、タイミングが合わない人は別の日に変更も可能のようでした。
雇用保険受給説明会に出れば初回認定日はOK
私の地域の私の認定時のケースでは、雇用保険説明会は大きなホールで、交付日から約2週間後に実施されました。

失業者ってこんなにたくさんいるんだなぁ。。。
老若男女、いろんな方がいて、無性に勇気ももらえました。説明会の内容自体は事前に配られていた冊子とほぼ同じ内容でしたので、そんなに気構えなくて大丈夫かと思います。
この説明会に参加することが求職活動とカウントされ、初回認定日までは1回の活動で良いため、特に自分で積極的な求職活動履歴は残さなくてもスムーズに手続きを進めることができました。

ここまでは多分ほとんどの人が一緒
2回目の認定日(初回振込)までには毎月2回以上の求職活動が必要
ここから最初に確定したスケジュールに従って、28日ごとにハローワークに足を運ぶことになりますが、毎回2回以上の求職活動実績が必要となります。
急いで探しているわけではなかった私も最初はビビっていましたが、小さなことでも実績になるため、結果的にゆっくり転職活動していても十分実績を積むことが可能です。

検索してみて、特になかったら、セミナーとか参加してください。特にZoomのセミナーは全国どこでも受けられますよ〜
- ハローワーク窓口での職業相談
- ハローワーク主催のセミナーへの参加
- 転職エージェントや派遣事業者の面談
- 派遣事業者(リクルートやdoda等)の主催する転職関連セミナーへの参加
- 応募(履歴書を送る、カジュアル面談などでもOK)
求職活動で具体的に私がしたこと(技術系総合職→パート?)

とはいえ、不安な方の参考になればと思い、実際に私のした求職活動も紹介しますので、よかったら参考にしてくださいね。

40代、技術系総合職をやってきましたが、小学生との時間が取れる、パートのお仕事を探します。給付期間は120日
①〜初回認定日までに行った求職活動(1回の求職活動が必要)
- 雇用保険受給説明会への参加

流れに乗っていれば大丈夫
1. 雇用保険受給説明会
最初の認定日前に参加が必要な、説明会が求職活動実績としてみなされるため、言われた見本通りに記入することでクリアでした。ほとんどの方がこれを活用されていると思います。
私の場合は、交付申請をしてから12日後に雇用保険受給説明会、交付申請から28日後に初回認定日でした。

給付制限中ですので、支払いはありません
② 〜2回目認定日までに行った求職活動(要求職活動2回)
2回目の認定日(ハローワークに行くのは多くの人が3回目)から、求職活動実績を意識する必要がありますが、うち1回は自動で案内される職業相談です。
私の場合は、さらに追加でマザーズコーナーでも職業相談ですることで問題なく資格を満たすことが出来ました。
- ハローワーク通常窓口での職業相談
- ハローワークマザーズコーナー窓口での職業相談
1.ハローワークでの職業相談
初回認定日の後、ハローワークに職業相談窓口を勧められます。これは求職活動1回とみなされるのでぜひ行くとよいものになります。

求職活動の調子はどうですか?

技術系の専門職ということもあり、なかなか条件に合うものがなく、ゆっくり探しています。

研究職系であれば、検索条件に「実験」とか「論文」を入れてみるとこんな感じでヒットしますよ。
気長に探して、なければセミナーなどご活用ください。特にZOOMであれば全国のセミナーが受けられますから
特に緊張したりせかされることもなく職業相談を受けることが出来ました。初回は特に理由がなければ活用して損はないと思います。
2.ハローワークマザーズコーナー窓口での職業相談
私のお世話になったハローワークには「マザーズコーナー」なる、お父さん・お母さん向けの窓口がありました。通常窓口で紹介を受けたので、活用してみることにしました。同日では求職活動実績とはならないので注意が必要です。(相談の効率としても別日がおすすめです)
マザーズコーナーは、未就学児を持っている親などが対象かと思いきや、高校生までの子を持つ親が対象です。
私の場合、パートへの切り替えも検討していたので、事情を探るべく活用。子供を遊ばせるスペースもあって、児童館等を思い出して少々懐かしい気持ちに。私の場合は、子供が学校に行ったり留守番が出来る年頃なので活用しませんでしたが、ありがたいですね。若干待ちが時間が若干短かいというメリットもありました。

専門職のパートがなかなか見つからないです

この地域だと〇〇大学はどうですか、直接大学のホームページに掲載されていることもあります。
WDBさん(派遣会社)の求人がよく来ていて時給も高いので、定期的に見てみてください
ハローワークの求人は地元の企業が多い傾向はあるので通いやすいところが見つかるといいですね
など具体的なアドバイスをいただけたほか

まだまだ子育ては長いです。子供と過ごす時間を確保されたいと思う方は多いですよ
といった応援メッセージにも勇気をもらいました。
以上、2回の職業相談で求職活動実績がクリアとなりました。

給付制限期間を除いた19日分のお支払いになります。また次回認定日までに、2回の求職活動実績を作って来てください。
③ 〜3回目認定日までに行った求職活動(要求職活動2回)
次の認定までは、タイミング良く興味のあるセミナーがあったり、派遣会社の登録をすることで実績を得ることが出来ました。
- ハローワーク主催ZOOMセミナーの参加(検索方法jobtagに関連)
- 研究職派遣WDB社との本登録ZOOM面談
1.ハローワーク主催のZOOMセミナー参加(検索方法jobtag関連)
職業相談の窓口でも勧められたセミナー、特にオンラインは人気のようで、気づけばあっという間に定員になります。

IT関連だと30代まで限定なんてことも。。。。
そんな中で、”jobtagを知ろう”セミナーはタイミングよく受講することができました。job-tagは厚生労働省が紹介している職業情報の提供サイト、私は全く知りませんでした。
関連ページ>>職業情報提供サイト:job tag (厚生労働省)
セミナー自体は概要と使い方の紹介で、1時間もかからず、顔出しや作業もなく終了します。終了後のアンケートに回答することで参加証明書を電子ファイルでダウンロード可能になります。

拍子抜けするぐらいアッサリ。
どうしてもこれまでの職歴に偏った思考になってしまうので、期待以上に参考になりました。これで求職活動になるなんてありがたい限りです。
2.研究職派遣会社(WDB)の本登録面談
もう一回は派遣会社とのWeb面談を記載しました。Web面談といっても面接ではなく、あくまで職歴の確認や希望の仕事内容を伝えて求人の紹介をいただくような内容のものです。

久々にオフィスカジュアル着用
というのも、ハローワークの窓口で、技術系のパートのお仕事でWDB社の名での求人を頻繁に見かけました。(むしろ他の派遣は見なかった)
WDB社は技術系の派遣会社で最大手になり、結局WDBを通じての応募になるなら、直接探したほうが情報量が多いであろう…ということで求人チェックも兼ねて登録をしました。Web登録の後、1時間のZOOM面談で本登録になります。ハローワークの窓口担当の方に確認したところ、対面で職業相談であれば求職活動対象になるとのことでこの面談を実績として記入しました。
以上、1回のセミナー受講と1回のWebの派遣会社への登録で2回の求職活動実績がクリアとなりました。

28日分のお支払いになります。また次回認定日までに、2回の求職活動実績を作って来てください。
④ 〜4回目認定日までに行った求職活動(要求職活動2回)
前回セミナー受講が楽で役に経ったので再度活用することにしました。また1ヶ月以内に応募に至る可能性は低そうだと判断し、転職サイトのカウンセリングも活用しました。
- 転職サイト(doda)のキャリアカウンセリング面談
- ハローワーク主催ZOOMセミナーの参加(履歴書作成に関する内容)
1.dodaのキャリアカウンセリング面談
WDBの研究職派遣の求人を見ていたところ、扶養内パートかフルタイムが多く、週20-30時間のパートが少ないんですよ。。

ただの時短だったら派遣じゃなくて正社員でも求人あるのかも(全然前向きにはなれないけど。。)
と思い立って登録した転職サイトのdoda。求人数が多い中で使ったことがなかったことと、セミナーなども充実しているという情報を得て登録をしてみました。

あわよくば、求職活動実績が少ないときにセミナーも活用できそう
登録後、キャリアカウンセリング面談をWebで選ぶことが出来ます。この面談で求職活動1回の実績とする予定です。
フルタイムで働く気力はないので、週3や週4正社員や時短勤務、在宅勤務(研究職であるのかはわからない)を中心に探していく予定ですが、実態はいかに?今後また感じたことがあれば記事にしていきますね!
ただ、今はですね、、とにかくメールの嵐に疲れています。。。
2.ハローワーク主催のZOOMセミナー参加(面接の受け答え)
セミナーはすぐに満席になるので、公開されてすぐに申込しました。
二回目となるセミナー活用は面接の受け答えなるもの。こちらも前回と同様ZOOMで顔出しなし、セミナー後のアンケートに答えることで参加証明書を電子ファイルでダウンロード可能となります。
私の場合は2回の転職、どちらも特に面接対策はせずに行き当たりばったりでしたので、一般的な内容かもしれませんが、改めて世の常識を再確認することが出来ました。

求職活動実績としては楽に獲得でき、知っていて損のない内容
以上、1回のセミナー受講と1回のdodaとの面談で2回の求職活動実績がクリアとなる予定です。

28日分のお支払いになります。また次回認定日までに、2回の求職活動実績を作って来てください。
⑤ 〜5回目認定日までに行った求職活動(要求職活動2回)
転職エージェントからの見当違いのメールの嵐に辟易していた私は、認定日にハローワークでの職業相談を活用する予定です。
- 前回認定日にハローワークで職業相談を実施
- doda主催オンラインセミナーの参加(面接対策に関するもの)
1.ハローワークの職業相談
前回の認定日に、計画的に職業相談に伺う予定でいます。

どうせハローワークに足を運ぶなら職業相談もしていって損はない

さらにマザーズコーナーなら認定の待ち時間を活用して職業相談を受けることも可能です※所轄のハローワークによって異なるためご確認ください
ハローワークのマイページで、勤務地で憧れる会社だけど、時間と職種が合わない求人の求人番号を控えていき、応募状況、週3の実験補助の求人は過去に出しているか?求人の出やすい時期はあるか?といった内容を質問する予定。

希望にぴったり合う求人がないのですが、この会社には憧れています。

そういった求人を探しているのであれば、〇〇からはしばらく前まで出ていましたよ。(ハローワークには地元の求人が多い傾向)

検討してみます
ハローワークの強みである地元の求人に関することや、具体的な求人に関連した質問をすれば何かヒントになることを教えていただけるかもしれません。
2.doda主催のオンラインセミナーの受講
こちらはこれから受講の予定です!

実はまだ求職活動は続いていますので、続きをまたレポートさせていただきます!
職業実績作りはそれほど大変ではない、焦って決める必要はなし

以上、ここまで私の求職活動実績について紹介してきました。個人の例として、特に急いで探しているわけではない、研究職、フルタイムからパートなどを検討の方の参考になると嬉しいです。
- 雇用保険受給者説明会への参加(1回)
- ハローワーク通常窓口での職業相談(1回)
- ハローワークマザーズコーナーでの職業相談(2回)
- ハローワーク主催のセミナー参加(2回)
- WDB(研究職派遣)登録面談(1回)
- doda(総合転職)キャリアカウンセリング面談(1回)
- doda(総合転職)セミナー参加(1回)
失業保険を受給しながら、研究職のパートを主に検討している場合、派遣会社+総合転職の組み合わせは網羅性はもちろん、求職活動の観点でも悪くない組み合わせだったなと思います。
パートに切り替える場合は、失業手当をもらうほうが得なことも
もちろん、失業手当受給には仕事を探していることが前提ですが、私のようにパートに切り替えるばあい、フルタイムとパートの時給が違いすぎて失業手当をもらっている方が得、という状況も考えられます。

体感的に、週40時間フルタイム→週20時間パートにすると、時給は1/2。
パートの月給フルタイムの1/4程度なのに対し、失業手当は1/2程度。
関連記事>>育休、転職歴のあるワーママ【失業手当】結局いくらもらえる?(失業給付・失業保険))
失業手当>>>パート月給
早く就職すると手当がもらえるという面はありますが、働き始めると時間がなくなって視野が狭まってしまうもの。
焦って目の前の求人に絞らず、ゆっくり今後のキャリアについて考えるという選択をしてもよいと考えています。
ここまで読んでいただきありがとうございました。少しでも参考になったのであれば嬉しいです。以前から登録していて特に面談なども実施していないので、私の失業手当の求職活動対象とはなりませんが、以下の働き方目線でのサイト登録もおすすめです。
もし、今私と同じように進み方に迷っているのであれば少しでもよい働き方が見つかりますように。