SDGs8に挙げられている、働きがいと経済成長・・この二つって両立するんだろうか?

そもそも経済成長ってなぜ必要なの・・?
というすごく素朴な疑問がぬぐえずにいた私。
この問題、SDGsの中で一番両立が難しい項目といえるのではないでしょうか?
途上国と日本を含めた先進国に切り分けて考えてみたいと思います。
途上国は経済成長、先進国は働きがいが必要

途上国では経済成長が必須
貧しい国では5歳から17歳の5人に1人が仕事につかざるを得ないと言われています(データ出典:ユニセフのHP)しかもそれは過酷な労働だったり・・そして働いているのに豊かにはならないのです。
ワーキングプアといって働いているのに貧しい生活をしている人が7億人もいると言われています(1日350円未満で生活)

特に貧しい国の経済成長率は落ちていると報告されています

途上国が豊かになるためには途上国の経済成長が必須なのは納得がいく
日本をはじめ先進国でも経済成長は必要?
では日本をはじめとした先進国でも経済成長は必要なのでしょうか?
一般的な答えはYesです。
それは成長しないと貧しくなる人が増えていくから、少子高齢化社会を支えるために必要と指摘されています。
企業を巻き込む!という観点でこの項目は必須だと感じています。

働きがいも含めてるあたりがうまく出来ているなぁと
日本では働きがいも重要です。
日本では働きがいの改善は重要課題:それが経済成長にもつながる

働きがいはこのブログを始めるきっかけとなった転職にも関連していて思い入れの強い項目です。
長時間労働ありきのフルタイム・・。夜中まで残業している職場で早く帰るのは嫌だし、仕事を頼むのも申し訳ない。。

仕事が激務だけど周りもそうだし、先輩がメンタル疾患で休んでしまい、より周りは忙しくなる悪循環・・!

やりがいを捨てるか(マミートラック)、激務で家族を犠牲にするか、どちらかしかない・・?
また、長時間労働についてもデータでみるとよく分かります。

祝日は異常に多いけど、バケーション(長期休暇)はほとんどとらない。

それで豊かならまだいいのですが、結果も出ていないんですよね

日本はOECD36か国中21位労働生産性が低いと言われています。主要先進7か国では最下位です。

しんどいのに結果も出ないなんて・・・
楽をして楽しく仕事も子育ても楽しみたい!と思っているので非常に親近感の持てるテーマです。

子供たちが大人になったときに明るい未来・働きがい、生きがいのある未来であってほしいなと切に願います。

きょうりゅう博士かな!

おすしやさんになりたい
SDGs8「働きがいも経済成長も」に個人でも出来ること

- 経済成長は発展途上国には不可欠
- 先進国の経済成長と他のSDGs項目の両立は難しいと思われるものの、企業の力を使うのに有効
- 先進国では働き方も重要な課題、それが経済成長にも必要
個人でもできること
フェアトレードの製品を購入する
フェアトレードの製品を買うことも貧しい国の経済成長を支えます。
フェアトレードでよく話題にのぼるのはコーヒーやチョコレートですが、最近その他の製品でもフェアトレード製品を目にするようになりました。
どうしても安く節約することが美・・という感覚ですが、今や輸入品が多くを占める時代、その製品は貧しい国の安い労働力によって作られている可能性も高いのです。

フェアトレードが必ずしも最善なのかは分からないけど、見えない過程をある程度保証する制度となります。
経済成長してほしい国々に関する寄付やESG投資をしてみる
ESG投資という言葉も最近よく耳にしますよね。財務だけでなく以下を考慮して投資するものです。
まだ定義もあいまいで見極めも難しいですが、この観点での投資は今後必須になるでしょう。
- E…Environment 環境
- S…Social 社会
- G…Governance 企業統治

私もインデックスのみしか投資していませんでしたが、最近チャレンジしています
長時間労働削減・やりがいについて考えてみる
長時間労働を減らすということは労働者のわがままではなく、社会的な課題である。
と認識することは大事。

せっかく頑張っても、未来のためにならないなんて不毛。
世の中にはもっと重要な課題がたくさんあります。ちょっとでもプラスに出来たら自己肯定感にもつながり、幸福度にもupするのではないでしょうか。
最近は企業に縛られない働き方をする人も増えてきました。自分の周りの当たり前以外の世界をのぞいてみるのも良いかもしれません。
ここまで読んでいただきありがとうございました。
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