クリーンなエネルギー・・と聞いて何を思い浮かべるでしょうか?

ずらっと並ぶ太陽光パネルを報道でもよく見るように
ここ数年育児と仕事でひーひー悲鳴を上げておりましたが、再生エネルギーが盛り上がりを見せています。全世界が加速する再生エネ技術は仕事上無視できない、そして何よりヤバそう!?子供の未来にも気になる
- 世界ではそもそも電気が全員に届いていない
- 日本では電気を輸入に頼っている、再エネ比率が低い、電気代の上昇
- 再エネには5つの種類がある。水力・太陽光・風力・地熱・バイオマス
- 個人では電力会社の変更や、省エネが大切。太陽光パネルを導入することも出来る
クリーンなエネルギー、そもそも世界で・日本で何が課題なの?

地球上では約1/10の人が電気を使えない生活をしていますが、日本ではさほど不自由はしていません。
しかし何が問題かというと・・
- エネルギーの自給率が極めて低い
- 再生エネルギー量が少ない
- 電気代の上昇
日本はエネルギーの自給率が極めて低く輸入に頼っている


中東地域から原油を購入したり、石炭やLNGを海外から輸入したり

原発が減ると自給率も減る。原発を増やすと自給率は上がるけど安全面も心配・・難しいなぁ
日本は、化石燃料比率が大きく再生エネルギーの量が少ない
化石燃料は有限である、かつ地球温暖化の原因となるCO2を排出します。

昔からずっとあと50年で石油がなくなる・・と言われていましたよね
最近では地球温暖化の側面の方も大きいです

再生エネルギーの導入はヨーロッパの国々なんかが進んでいます。
日本もいま一生懸命再生エネルギーを増やそうとしています。

もし詳細をがっつり学びたい方は上記図の元となっている資源エネルギー庁のHPが詳しいので参考にしてみてくださいね。
化石燃料依存+再エネ買取によっても電気代も上がっています

日本では3E+S(Energy security (エネルギー自給率) Environment(環境・再エネ) Economic efficiency(コスト)+Safety(安全性))
を2030年までの政策としています。

そんな理想的な・・と思うけど、それくらいなんとかしないといけない状況!
クリーンエネルギーを知る!FIT制度で買取対象の5つの再生エネ

さて、冒頭に述べたようにここで期待されるのは原子力に頼らないクリーンなエネルギーです。
しかし、新しいエネルギーはどうしてもコストがかさみます。
そこで国が、再生可能エネルギーで発電した電気を、電力会社が一定価格で一定期間買い取ることを約束する制度を設けています(=FIT制度)。

電力会社が買い取る費用の一部を利用者も賦課金として払っています

賦課金・・ふかきんとよむらしい
FIT制度で買取対象となる5つのエネルギー
さて5つのエネルギーが買い取り対象となっていますが最も現状発電量の多い再生エネルギーは何でしょうか?

正解は水力発電。

なんとなく再生エネルギー=太陽光発電のイメージを持っていました
5つのエネルギーを紹介すると
水力発電・・歴史もあり今後も期待される
ダムだけでなく、中小の河川や農業用水や上下水道を利用するなどさまざまな取り組みがされています。今後も新たな開発もすでに着手されていて、主力を占める計画です。

一度開発すると安定供給ができることと、発電時に二酸化炭素を排出しないこともメリットです
課題は地元の方々との協力、そしてコスト削減
太陽光発電・・発電実績は中国ドイツと共に世界をリード
太陽光も再生エネルギーの大きな割合を占めています。

我が家も非常用電源・キャンプ用の発電機を先日購入しました~
課題は気候による影響を受けること・導入コスト削減
風力発電・・ヨーロッパでは主流
再生エネルギーというと風車が思い浮かぶ方も多いでしょうか?日本ではあまり導入されていないかと思いきや既に2200基以上が導入されています。
陸上での開発が進んでいますが、土地の狭い日本では洋上(海の上)での開発も進められています。

エネルギー変換効率もよく、将来的には火力並みのコストで発電できると計算されています
課題は地元の方々との調整、コスト削減

どのエネルギーも似たような課題があるんだなー
地熱発電・・火山の多い日本ならでは
まだまだ割合の少ない地熱発電。日本ならではであり、安定したエネルギー供給が期待されます。
課題は地元の方々との調整、開発。

発電所の場所は大抵温泉や公園など観光地になっていることが多いからより交渉は大変そう
バイオマス発電・・技術革新がすすむ
化学系エンジニアとして身の回りでもホットなのはこのバイオマス発電。
バイオマスを燃料に変え、それを直接燃やしたりガス化することでエネルギーを得ます。

廃棄物の減少にも貢献。
燃やす場合二酸化炭素は排出されるけど、”カーボンニュートラル”の考え方で”総量としてゼロ”と考えます。

廃材を燃やしたり、サトウキビのカス(バガス)から作られるエタノール、家畜のふんからガスをとるなんて試みもあります。
課題は資源が分散しているために、回収コストがかかってしまうこと。
エネルギーをみんなにクリーンに個人で出来ること

さて本題!まずは再生エネルギーについて少し学んでみることがまず出来ること。
まずは興味を持ったことが素敵!
そういう意味ではここにたどり着いてくださった時点で既に第一歩。
とはいえ省エネは個人でできる大事なこと
昔から省エネ省エネと言われてきました。ささいなモノではと思うけど、
家や個人店で扱う電力消費量は30%にも上ります。個人の節約も意外と大きい!

床暖房の使用比率を減らしたり、小さいことだけど少し省エネを心がけるようにしました

公共交通機関を使うのも一つですね
電力会社を見直してみる;我が家はみんな電力に変更
2016年より電力自由化により電力会社を自由に選べるようになりました。
価格ももちろんですが、自然エネルギーをを使った電力会社をセレクトできるように。

我が家も2022年の夏からみんな電力に変更しました。
またそのような企業を応援するだけでも支援につながります。
引き続き個人でも出来る事について、ゆったりと模索中
SDGsは様々な要因が絡まりあうだけに理解が難しいけど、道しるべとしてはとても分かりやすいです。
他にもいろいろと出来ることを模索していけるといいですね。
引き続きこのブログでも引き続き模索してゆく所存です!
ここまで読んでいただきありがとうございました。
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