SDGsの2つ目の目標である「2.飢餓をゼロに」正直1つ目の貧困とかぶってるんじゃないの?よその国の話・・?などと感じませんか?

私はそう思っていましたよ・・
いやいや、日本だって他人事ではないし、出来ることがあります。われらの誇るべき”もったいない精神”で個人でも出来ることを模索してみます。
「SDGs2.飢餓をゼロに」日本も飢餓と無縁ではない

確かに、世界の状況が厳しいのは確か

飢餓の原因の一つが貧困ですが、正確には紛争や災害によるものも含まれます。
たとえば日本でも各地で起こる震災時に食べるものが届かない!スーパーの中が空っぽ!ということが起こりうる。
たいていは数日で解決するので飢餓にはなりませんが、こういったインフラの整備不足も飢餓の原因となります。

マクドナルドのポテトがSになったことがトップニュースになりました
貧困は間違いなく飢餓の大きな要因の一つ。
貧困には「相対的貧困」という日本特有の課題もありましたが、相対的貧困が飢餓につながるとは考えにくい。

程遠いアフリカの国々をイメージしてしまう…

世界の飢餓者数は約8億人。(9人に一人)
世界の5歳未満の飢餓者数は5人に一人
日本の餓死者数は約20人程度
と報告されています。
日本だって他人事ではない!

20人とはいえ、その命は重要。
でもやっぱり世界と比べて日本は関係ないのでは……??
そんなことはありません。確かに日本で飢餓で亡くなる人は少ないですが、日本の行動が世界の飢餓を引き起こす要因になっています。
飢餓、というと食料が足りないのでは…と考えがちですが、

現在地球上の食料は全人類を十分まかなう量があると言われています!

えーーー?飢餓が深刻な国では天候が悪く食物がとれないせい?
食料は十分あるのに、どこかで捨てられているのも一つの原因です。
さて、アジアで一番食料を捨てている国はどこでしょうか
なんと悲しいことにそれは日本。世界でもワースト6。

わたしもズボラなので、気づいたら賞味期限が切れてしまって捨ててしまったことが何度も…
日本は食料自給率が低いのに廃棄が多い。よそから奪って捨てている。。。

ここに2種類の自給率があります。これはたとえば国産鶏が海外のエサを食べて育った場合、どちらにカウントする?という議論です。
日本での食料廃棄減と自給率アップが必要
食料廃棄減と食料自給率アップどちらも重要です。
食料廃棄削減が必要な理由
その食料を捨てることはその過程で犠牲になってきたものも犠牲になるからです。
例えば肉を育てるための飼料、飼料をつくる農園の人々、農薬によって失われたその土地の生態系…あげるときりがありません。

安価なコーヒーが多くの犠牲の上に成り立っていることがわかりやすい
つまり廃棄を減らすことは、廃棄した食品そのものを減らすこと以上の意味があるのです。
食料自給率アップが大事な理由
日本は少子化が叫ばれていますが、世界では逆に人口が増えています。
昨今の地球温暖化の状況から、世界とこれまでと同じだけ作物が取れなくなる可能性も指摘されます。
何も対策をしないと今後、飢餓が増えてしまうリスクがあるのです。

世界の食料が足りなくなる
「もったいない」と「農業」が改善のキーワード!?

まず感じることは、日本人の「もったいない精神がもったいない!」ということ。
そしてスマート農業、これもカギ!
もったいないの感覚がもったいない!?
私たち日本人には「もったいない」の感覚がありますよね。

もったいないって英語に訳そうと思ってもうまく訳せない
It’s a waste?
「もったいない」の感覚は売る方からすると、物が売れなくなってしまうので、一般的には見えないよう~に企業が努力します。

恵方巻の廃棄の話題も耳にしたし
クリスマスケーキの売れ残りとかどうするんだろう、、、!?
これまでは経済成長第一、だったのでそれでよかったのですが、最近は少しずつ意識も変わってきていて、少しずつ廃棄の問題も取り上げられるようになりました。
仕事と一緒で廃棄や捨てているものを「見える化」して我々のもったいないの感覚を思い出したいもの。
キーワードはスマート農業!?
自給率アップのために何を増やす!?となると農業が鍵になると思います。
家畜を増やすにもすべての栄養源が必要ですし、植物食へシフトする動きもあります。
日本の農業について調べてみたところ・・・

農業は労働者が高齢化しているとは知っていたものの、こんなに偏っているのですね(少々データが古いですが)。一人当たりの経営耕地面積も年々増えているとのこと。

おばあちゃんの作ったお野菜はおいしかったけど、いつまで食べられるかな・・・
この農業分野に新しい技術が様々開発されています。

ドローンをつかった種まきや、施設での栽培、ビッグデータの活用などがあります。
農林水産省の資料がありましたので、詳しく知りたい方は読んでみてくださいね。
「SDGs2.飢餓をゼロに」に個人で出来ること

消費期限と賞味期限をきちんと使い分ける
賞味期限は「おいしく食べられますよ」という基準であって、「もう食べられません」という意味ではありません。
賞味期限を過ぎたからと言ってむやみに捨てないことも大きな貢献です。
食品ロスを個人で減らす努力をしてみる
難しく考えなくてもできることがたくさんあります。例えば…
普段捨てている部分を食べてみる

大根の皮のきんぴらが好きです。
最近はニンジンの皮も向かなくてもおいしく食べられるような気がしている
スーパーでの見切り品を買うこともロスを減らすことにつながります。

安い…というだけじゃないメリットがあるんですね
最近は廃棄されるものをアプリで連絡して受け取りに行くシステムや、廃棄予定品を販売しているネットサイトも増えました。
関連する活動を応援する
個人でできることには限界があります。もう少し踏み込んでみたければ、関連する活動を応援することも助けになると思います。
- 飢餓を救う活動に募金、寄付をしてみる
- スマート農業、食品ロス関連技術に投資する
- 様々な活動を知ったりSNSでいいね!をする

SNSでいいね!をするだけでも意思表示になります。

今後関連トピックを扱っていけたらいいなと思います
(のんびり更新ですが・・・)
この記事に辿り着く時点ですでに素晴らしい事!ゆるいアイディア発信中
まずは世界で起きている飢餓に私たちも無縁ではない!という事を認識すること、その事がまずは大切。
SDGsは様々な要因が絡まりあうだけに理解が難しいけど、道しるべとしてはとても分かりやすいです。
このブログでも引き続き模索してゆく所存です!
ここまで読んでいただきありがとうございました。
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