SDGs14番目の目標は「海の豊かさを守ろう」、この最高な先生が・・
我が家でも大人気のさかなクン!
SDGsってカタイ感じのサイトか、ゴリゴリの企業サイトしかないから、こういう分かりやすい情報が本当にありがたい。
※さかなクンについてよく知らないよって方はオフィシャルサイトを。

SDGsの特に海の豊かさに関してゆるっと知りたい方には、さかなクンはまさに最適な先生!

youtubeチャンネルも楽しいよ~
国会でも体当たりで伝えるさかなクンの姿に大感動

我が家でも大人気のさかなクン(とそのご両親)!好きを極めてぶれない点、魚を通じて他人や地球をリスペクトされている点、それを最大限のばしたご両親の教育、学ぶところがたくさんあります。

ただの魚オタクではなく、東京海洋大学の教授もされていますよね
また、私がさかなクンを尊敬したきっかけに、国会答弁に参加したニュース。探したら公式チャンネルにも動画がありました。
得意のイラスト(これもまたすぎょい!(すごい))を示しながら、
地球温暖化やプラスチックごみが魚の生態系に与える影響、すでにみられている変化、課題等を説明し、
「一人一人が自然の美しさと、いま何が起きているかを、一歩外に出て体感して、五感でしっかり学びましょう」というメッセージを伝えていました
当時報道が(NHKも含めて)帽子をかぶって答弁に出た・・・という内容ばかりだったので残念でした。まあ、話題を呼んだという面ではいいのかなあ。
さかなクンが伝えるメッセージ・・回転ずしも食べられなくなる!?

さてさかなクンも全力で訴える海における課題、どんなものがあるのでしょうか。
人間は増えているのに魚類資源は減っている
日本では人口減少ですが、世界人口は急速に増えています。
一方で魚をはじめとした水産資源は減少しています。
しかも需要に応じてというわけでもなく、効率のために乱獲され食べられない魚も多くいて大きな問題になっています。
さかなクンも本当はもっとたくさんの種類の魚がいるのに、名前がつかない魚はスーパーに並ばないと訴えていました。

魚が安く手に入れられることはありがたいけど複雑・・
以下は水産庁のHPで紹介されている水産資源の状態です。多くの水産資源が危機に瀕していることが分かります。


お寿司が食べられなくなる・・!?
そもそも最近は回転ずしが安く食べられるようになってありがたみも減りがちる
海には大量のプラスチックが捨てられている
また、海には大量のプラスチックが流れています。

2050年には魚の量をゴミが上回るという予測もあります(重さの比較)
さかなクンもビニール袋とくらげと見間違えると指摘(おもしろおかしく)
日本はなんとプラスチックの廃棄はアメリカについで二位。

日本人が衛生的であることや、丁寧さが関連しているのでしょうかね。
価値観が変わっていくといいな
かといって廃棄されたプラスチックが多く海に捨てられているわけではないですが、その一部は海に流れ着きます。

Twitterをみていてもゴミ拾い活動をされていらっしゃる方もたくさんいます
実際にゴミを分析すると袋よりはプラボトルよりは漁網やブイ、ボトル等が課題であるとみること考察されますが、これは目に見える部分

先日ニュースで見たものは、畑の飼料に使われているプラスチック(しみこませてあるらしい)が多く砂浜にたまっているという内容でした。
また5mm以下のマイクロプラスチック問題もあります。
捨てられたプラスチックが紫外線で分解されたり、化粧品等に含まれていたり、プラスチック製の衣類から少量ずつ出てしまうのです。あと人工芝!も多いらしい。

回収が困難である点や、魚が食べて蓄積することが指摘されています
最近は、脱プラが叫ばれる背景には”カーボンニュートラル“もあり、混乱しがちです。
(関連記事:環境配慮プラスチック、ウミガメと植物由来の関係?~生分解性とバイオマス~)
海洋が酸性化している
なんとCO2で海が酸性化して生態系に影響を与えていると言われます。

そういえば、昔理科の実験で薬品を入れた液にぶくぶく息を吹き入れたら色が変わったあれか・・

CO2排出の影響でサンゴ礁の多くが絶滅に瀕していると言われます。一度失われると戻らない、他のSDGs項目とあわせて取り組みが必要です。
(関連記事:SDGs13「気候変動に具体的な対策を」子どもの未来が心配・・!)
SDGs14.海の豊かさを守ろうに個人でできること

プラスチックの使用量を減らし正しく廃棄する
まずはプラスチックを減らすことは重要です。
2020年よりレジ袋が有料化されたことをきっかけに意識の高まった方も多いのではないでしょうか。
捨てないことはもちろんですが、総量を減らすことも大事です。

一人一人の行動は小さいけど、積み重ねは大きい
そして可能な限りリサイクルに回したいもの
MSC認証マークのついた魚を買う
海のエコラベルと呼ばれるMSCマークをご存じでしょうか?


日本ではあまり浸透していませんが、たとえばヨーロッパではこのマークを見て買う人が多くいます。今後日本でもブランド価値をあげる一つになるのではないでしょうか。

私の好きなフィレオフィッシュにもついてた。。気づかなかった!
海洋汚染の実態、漁業の実態を知り、活動を支援する
活動を支援することの積み重ねも大きな力になります。
声を上げる、というのはハードルの高いモノ。
SNSでいいね!するだけでも立派な意思表示。
この記事に辿り着く時点ですでに素晴らしいこと
SDGsは様々な要因が絡まりあうだけに理解が難しいけど、道しるべとしてはとても分かりやすいです。
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ここまで読んでいただきありがとうございました。
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