SDGs12番目の目標は「つくる責任つかう責任」この項目は日本では重点的に取り組むべき項目として挙げられています。
リサイクルマークみたいなロゴ・・何を一番にイメージしますか?空き缶のリサイクル?いやいや、日本は食品ロス(フードロス)が世界トップ。衣料の廃棄も多く話題になっています。

- 日本の重点課題項目!
- 日本は食料廃棄がトップレベル!世界の食品援助量も上回ってしまう!家庭からの廃棄も多い
- リサイクルは仕組化次第でうまくいくはず
- 製造業が重要な国としては環境汚染にも配慮が必要
世界一無駄に捨ててます!なんていわれると悲しくなってしまいませんか?
しかし私は希望を持っています。それは・・
段ボール!!!
ご存じでしょうか、日本の段ボールのリサイクル率は約95%!ということ。また、家庭からの廃棄も多いので、個人で出来ることの多い項目!とも言えます。
- 賞味期限と消費期限を使い分ける!
- 食品ロスを取り扱う企業から購入してみる
- 食品トレイなど近所で回収しているリサイクル品を調べて出してみる
- 本や古着の回収に出してみる(お小遣いも稼げるかも~)
- 子ども食堂・古着deワクチンなどステキな活動をいいね!などで支援する
SDGs12の課題…日本は食品廃棄が世界トップレベル

日本は食品ロス(フードロス)が世界トップ

食品ロスとは、本来食べられるのに捨てられてしまう食品のことです。
驚くべきことに、世界で援助されている食品援助の量を日本で廃棄されている食品ロスが上回っています。(そりゃ取り組むべき課題になります)

工場などで大量に捨てられているのでは?と思うかもしれませんが、意外にも一般家庭から出ている廃棄量も多いというデータが。


この調査、ごみの内訳を手作業で調べたり、かなり地道な努力で調査されています。
食品ロスの問題についてはSDGs2つ目の目標”飢餓”とも密接に関係しています。
(関連記事:【SDGs2】『飢餓をゼロに』私たちにも影響が!もったいない&農業がカギ)
地球でとれる食物の総量は決まっているから、です。
つかう責任…大事なのは仕組み、目指せ段ボール!そこに希望がある

でも私は一つ希望を持っています。それは段ボール。
なんと日本の段ボールのリサイクル率は約95%!(段ボールリサイクル協議会HP)
日本の古紙回収率はトップクラスなのをご存じでしょうか。
私たちはやればできる!と思わせてくれます。

なのに・・食品廃棄は世界ワースト、鍵は何でしょうか?偉そうに考察してみました。
①意識と②仕組みに課題があるといえます。
まずは①意識、ここは日本人の得意なところ。
①阻害要因にも・・消費期限と賞味期限の使い分けも重要

海外の人と働いていても、食事の時、備品の使い方、”もったいない”の感覚は日本人は強い!
ただし、これだけ話題になってもなかなか食品ロスを身近に感じることは少ないですよね。
さらに阻害要因となっているのが安全を取りすぎること。
本来賞味期限が切れていても食べられるものはたくさんあります。

少しでも古くなったら捨てる。
スーパーでは棚の後ろの方がからとるように親に教えられました
なんて方も多いのではないでしょうか?食品ロスの認知が広まることに加えて、
「もったいない<安全」が「安全<もったいない」
になることが大事で、それは消費者一人ひとりの意識ももちろ、お店や社会全体で取り組んでいくべき問題です。

そもそも、長期保存の製品に賞味期限を日付まで指定しているのも意味のない話なので、表示方法を変えようという試みも進められています。

食中毒などは怖いので、消費期限などきちんと守るところと、長期保存品の賞味期限などそうでないところを区別していきたいですね。
②ロス削減、リサイクルにもっと重要なのは社会の仕組み
そして二つ目は社会の仕組み。段ボールって、どこでも回収されていて、何も考えずにリサイクルに出しますよね。
その仕組みこそが大事。

紙パックや食品トレイもリサイクルに出したいけど、回収場所が近くになくてどうしても面倒!!
この仕組みづくりが大事、というのは食品ロスに限ったことではありません。ここがSDGsの大事なところ。

古本や古着の回収にもだしたけど、とにかく楽な仕組み、というのは大きなポイントかも・・!
大事なことと頭でわかってもそんな余力なかったり・・しますよね。
仕組みがあれば売れる・・とどんどん業者が参入して活性化することを期待します。
SDGs12「つくる責任、つかう責任」に個人でもできること!

このSDGs12については、半分は「つくる責任」=企業だけど、半分は「つかう責任」=消費者、これまで見てきたように、個人で出来ることがたくさんあります。
- 賞味期限と消費期限を使い分け、捨てるものを減らす
- 食品ロスを取り扱う企業から購入してみる
- 食品トレイなど近所で回収しているリサイクル品を調べて出してみる
- 本や古着の回収に出してみる
食品ロスを取り扱うjunijuni(ジュニジュニ)などは、売り上げの一部を寄付にも回しているので二重でちょっといいことができます。
私も、本を売り上げを植林に寄付する企業に古本を出したり、(>>もったいない本舗で古本寄付!処分した本が14本の苗木になった話)
古着サービスに出したりしていま(>>服の断捨離で【運気】と【自己肯定感】アップ|SDGs貢献で捨てる罪悪感も払拭)
捨てる前に何かないかな?と調べてみるといらないと思っていたものに価値があることに気づかされます。

捨てるのに心がすっきりする・・というのも自己肯定感アップもよいもの!
我が家ではハッピーセットもダメ!ではなくて、リサイクルしたらOK!というルールにしています。
ところで・・↓農林水産省の食品ロス削減キャラクター”ろすのん”、ご存じでしょうか?

見かけたら応援してあげましょう~。
泣いているより笑っている方がいいなぁと思ったら発見!

「未来なんてちょっとした事で変えられるんだから!」(byサステナモードドラえもん)
ここまで読んでいただきありがとうございました。
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