SDGsの項目1つ目は【貧困をなくそう】。17もあるSDGs、ちょっと興味をもってみたものの、全部覚えるのは・・。1番目ということは最重要。まずは1番目の「貧困」項目だけでも把握しとくとちょっと世の中理解できちゃうかも!?
貧困というと昔教科書でみたアフリカの写真、ユニセフ?などの普段は自分と縁遠い社会活動思い出してしまいますが、日本に住む私たちに関係がないのかというと・・

答えは全然関係ある!です。貧困には2つの貧困が語られます。
どちらも私たちに関係があります

貧困に2種類・・それが話をややこしくしている・・・!!
この2つの貧困をメインにゆるっと解説してみます。
- 人権が根底の考え方にある世界的にはSDGsの最重要項目
- 貧困には2種類あるから紛らわしい
- 絶対的貧困は世界でも深刻だけど、相対的貧困は日本でも結構深刻!
- 母として個人でも出来ること…子供食堂の支援・寄付などがアリ!
SDGs1の貧困を分かりやすく!2種類あるから紛らわしい

絶対的貧困と相対的貧困の2つがあります。
絶対的貧困はイメージされやすい方、相対的貧困は日本で問題になっている方。
世界でいわれる貧困とは=絶対的貧困

イメージされやすい方の貧困
1日あたり1.9ドル(約200円)未満で生活する人の割合は世界の10%(7億人)/2020年統計
極度の貧困1.25ドル(約135円)で暮らす人の撲滅することが目標となっています。

基準額が違うのは、2015年に一日あたり1.25ドルから1.9ドルに貧困の基準が見直されたため(昔と今で物価が全然違いますよね)
実際には新基準も参照するのでは?
1日あたり1.25ドル(約135円)未満で生活する人の割合は1990年に35%→2013年に11%→2020年はデータな
※数字はユニセフHPより
SDGsの前身であるMDGsでも「極度の貧困による飢餓の撲滅」が1つ目の目標になっていました。この成果として主張されています。
(関連記事:SDGsの歴史とスケジュール MDGsとは?誰が何のために?)
私たちとどう関係あるのかというと、我々の豊かな暮らしが世界の貧困のもとに成り立ってしまっている、ということです。

最近ではウイグル地区の報道が記憶に新しいです。分かりやすい例

知らないうちに貧困を促進してしまっていることが恐ろしい!!

そんなつもりはないのにね
このブログでもコーヒーや、ヴィーガンの視点からも考察をしています。ご興味がある方はのぞいてみてください。
(関連記事:フェアトレードコーヒーって高い?世界のコーヒーがなくなるかもよ?)
(関連記事:海外の有名人に多くのヴィーガン 環境問題に関わる驚くべきその理由)
日本でよく言われる貧困=相対的貧困
日本で貧困というと、上記のような全く食べるものがない、、、というような貧困は少ないです。
日本で言われる貧困は周りとくらべて貧しいということ。

日本でも寄付団体があったり、よく目にする方の貧困
所得の中央値の半分以下を相対的貧困といいます。どういうことかイメージ図を書いてみました。

※実際はこんなにシンプルな分布ではありません。
分布がある以上、相対的貧困はなくならないし、みんなでお金が増えても、グラフが右にずれるだけで、この青い面積は減りません。
減らすには格差を減らす必要があります。

相対的貧困=つまり格差のことなんだね
以下厚生労働省のホームページより状況を確認してみました。
日本ではどのくらいの人がこの相対的貧困に当たるかというと、15.6%の人がこの水準(250万以下)で生活しています。

7人に1人が貧困ということですね
世帯別には高齢者も多いですが、日本では子供の貧困も指摘されます。
教育格差は将来の貧困にもつながりますし、子供の心理状態に及ぼす影響は大きいものと考えられます。

教育格差は、保育園や学童の時期から強く感じる。
素晴らしい教育はたくさんあるけどお金がかかる~

なんで自分だけ・・・
となんども繰り返してしまいそう
貧困の問題に、個人でもできること

まずはこの貧困の課題があることを認識すること!が何より大事。
他にもこのような課題に対して活動している団体を応援してみるのも一つかもしれません。
貧困家庭への寄付や子ども食堂の活動なんかも活発に行われています。
難しいですが、社会的な活動の署名に参加したり、SNSにいいね!をするだけでも一つの意思表示になります!

まずは関心をもつことが素晴らしいこと
貧困は一番の課題・・簡単に解決とはいきませんが、私は自分なりに出来ることとして、古着を活用するサービスを利用しています。自己肯定感も上がって一石二鳥です!
関連記事>>洋服の断捨離+寄付で【自己肯定感アップ】片付け苦手だけど古着deワクチンはリピート!
SDGsは様々な要因が絡まりあうだけに理解が難しいけど、道しるべとしてはとても分かりやすいです。
このブログでも引き続き模索してゆく所存です!
ここまで読んでいただきありがとうございました。